EVにおける充電「モード」とは何?モード1、モード2…
リーフとアイミーブのどちらかを買おうかと考えていた時、どんどん調べていくとアイミーブの初期型は、普通充電に関してはモード1のみの対応で、街なかにあるEV用200V充電スタンドの年式によっては充電がされない、という問題があることが判明した。それに対してリーフはどのようなモードでも対応できるという情報を知り、初めてのEVで失敗&苦労したくないために、リーフに決めた…ということがあった。
今回は、EVオーナーでもほとんど意識することのない充電モードについてご紹介。
MODE1, MODE2とは?
アイミーブが新車販売されることなく、中古車のみでの流通となり、リーフに至ってはそもそもすべての充電モードに対応しているため、充電モード自体の話を聞く機会にはほとんど恵まれないが、簡潔に言えば充電モードの違いは以下の通り。
モード1
AC200Vコンセントから直結で車両に接続、充電。「充電器」というものの存在はなく、見た目にはコード1本でコンセントから車両に繋がっている。充電制御は車両側に搭載されているオンボードチャージャーで制御。初期型アイミーブの普通充電はこのモードのみ対応。
現行のEVと、街なかにあるほとんどの200V充電スタンドはモード1を使うことはほとんどない。
モード1は他のモードに比べて、安全装置がないため雨中での使用や劣化したケーブルの使用には気をつける必要がある。
モード2
EVSE(Electric Vehicle Service Equipment)と呼ばれる小さなボックスが充電ケーブル途中に取り付く。
EVSEによって、充電開始・終了時に電気的結合の安全性がチェックされ、車両の特性に合わせた充電電圧・電流を選択することが可能。
市販されているBMW CE04やゼロモーターサイクルのSRシリーズ、ハーレーダビッドソンのLiveWire、エネルジカの電動オートバイなどの充電は、このモード2と後述するモード3に対応している。
モード2は家庭向けの充電モードといえる。。
モード3
EVSEが充電スタンドに内蔵されている。このモードは公共充電スタンドで使われる
EVSEによって、充電開始・終了時に電気的結合の安全性がチェックされ、車両の特性に合わせた充電電圧・電流を選択することが可能。
モード4
いわゆるDC急速充電。モード4の場合は大電圧・大電流を取り扱うため、CHAdeMOコネクタが使われる。充電スタンドから車両へ、DC(直流)で充電が行われる。充電中はリアルタイムで車両バッテリのBMS(Battery Management System)と充電スタンド側の制御システムがCHAdeMOの通信専用線で通信を行い、電圧・電流の調整を行っている。
電動バイクにおいては、LiveWire、エネルジカがモード4に対応。
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