リーフで快適ドライブ──冬の霞丘陵と塩船観音寺を訪ねる
今回は、電気自動車・リーフで霞丘陵と隣接している塩船観音寺を訪ねた。
まずは塩船観音寺から。境内に入っていくと、歴史を感じさせる巨木が迎えてくれる。
私達が文明社会を送る以前から、ここに存在していることの悠久の刻を思えば、奇跡であることが分かる。
本堂脇の坂を上がっていけば、鐘がある。
この鐘は今でも周辺住民へ時刻を報せているし、大晦日になれば元旦にかけて、除夜の鐘つきとしての役割を果たす。
2022年の今年は、新型コロナウイルスの影響で大幅な縮小実施となる。
さらに坂を上がっていけば、仏が鎮座している。
仏の裏手を回ると、霞丘陵となっている。
倒木とゴルフ場の対比。
霞丘陵とその周辺の自然は、このような大規模開発から幸運にも逃れることができて、現代に残っている。
奥秩父山塊を見ることができるビューポイントがある。
アカマツが生える緩やかな斜面。まさに丘陵らしい景色だ。
木々の向こうに青空が見えるのが良い。
この冬の時期は影が長く、光が柔らかいので見るものすべてに郷愁を感じる。
冬に咲く花、椿。霞丘陵の向こうから入ってくる光を受けて、輪郭が際立つ。
霞丘陵は住宅街の中を通っているが、どの時期に行っても静かだ。
木立が音の侵入を防いでくれるのか、静かな散策は精神を充電するのにぴったりだ。
そして、霞丘陵を歩けば、風が走り去る音を聞くことができる。
幸運にも、今日もその音を耳にすることができた。
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