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【#7】オール電化!リーフ✕ポータブル電源:山塊を見下ろしながら焼肉


ポタ電が叶える”静かな”デイキャンプにハマっている。

静かであるということは、思考の妨げにならない。

脳には、デフォルトモードネットワーク(DMN)というのがある。

デフォルトモードネットワーク(Default Mode Network, DMN)とは、脳内に存在する一連の神経回路のことを指す。DMNは、脳が休息状態にあるときに活発に働くことが知られており、内向的な思考、想像力、記憶、自己認識などの精神的な機能と関連している。

DMNを有効にするには、ぼうっとすればよい。スマホやPCを車内に置き去りにし、大自然が奏でる音の中に、ただ生身を置いておくだけ。目の前に美しい清流が流れていたり、山塊があるのなら、それらを見つめよう。このときに、脳はリラックス状態となって、DMNが有効化されるのだ。

もし、これがポータブル発電機だったら、騒音でそれどころの話ではないだろう。

ポタ電でIHクッキングヒーターを駆動して熱々の焼肉


スキレットパンは熱持ちが良いので、IHクッキングヒーターの消費電力が少ない「中」設定でも、気温が0℃近い屋外でも熱々の焼肉が不便なく焼ける。

このときに、周囲に油ハネが起きるが、IHクッキングヒーターはガス調理器具とは異なり、フラットパネルなので調理後はウェットシートで簡単に油汚れを拭き取ることができる。

あらかじめ肉にタレ漬けがされている場合は油ハネが多く、生肉の場合は少ない油ハネで済む、ということも経験的に分かってきた。


続いては、食卓の余りとなったゴーヤチャンプルを袋から取り出し、オリーブオイルをさっとかけて炒める。温めなおしの代わりである。こちらも問題なく、熱々の状態で食べられた。

気温0℃の山中で、お湯を沸かす。

続いては湯沸かし。

今まではAmazonで一番安い電気ケトル

を購入して湯沸かしに使っていたが、先日にアイリスオーヤマの卓上IHクッキングヒーターと、ダイソーで購入した


クッカー3点セットの相性が抜群(つまり、IH調理器で使える)ということが分かったので、荷物を減らす意味でも、かさばる電気ケトルは退役することとなった。

実際に気温が0℃近い、山の中でもポータブル電源✕IHクッキングヒーター✕ダイソーのステンレスクッカーで何の問題もなくお湯が沸かせたのを確認した。このお湯は鴨そばカップラーメンを頂くのに使った。

電気ケトルは機能的形状によって、曲線が多いのでキャンプ用バッグの中での収まりが悪く、実際に1回のデイキャンプで沸かす量も0.5L以下なので、その体積のほとんどを無駄にしていることになる。

卓上IHクッキングヒーターならフラットでかさばらず、お湯を沸かす場合でもダイソーのクッカー3点セットを活用すれば、少ない荷物でやりくりできることが分かったので、この経験はとても意味があるものだ。

経験を重ねるごとにスマートになっていく


ポータブル電源によるデイキャンプ経験を重ねていくごとに、少しずつオール電化としてのキャンプギアが洗練されていくのが感じられる。

現在の技術では、どうしたって1Kwhクラスのポータブル電源は20kg近くあり、重い。だからこそ、他の持ち物は少しでも軽くしておくべき、という思考が働く。

「ガス調理器具なら比べ物にならないくらい小型で軽量だよ」という声が聞こえてきそうだが、私が頑なにポータブル電源をデイキャンプに持ち出す理由は、

”オール電化”による、”サイレント”、日常の家電がそのまま屋外でも使えて、全く手間が掛からない”スマート”、調理時間を省いてその分だけ自然に向き合う”リラックス”

という特徴に価値を感じているのだ。

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