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【ポータブル電源】IHクッキングヒーターで炊飯+ルー温めでどれくらいの電費なのか?

 

オール電化によるキャンプで最も考えなければならないのは、ポータブル電源の電費。バッテリー残量を使い果たしてしまうと、その時点でキャンプは終了したも同然です。

今回はダイソーで購入したステンレスクッカーセットで、炊飯とハヤシカレーのルー温めをアイリスオーヤマの卓上IHクッキングヒーターとAnker 757で駆動し、どれくらい電力を消費するのか?調査してみました。

100%スタート:まずは炊飯


Anker 757のバッテリーはもちろんフル充電状態でスタート。

ダイソーで購入したステンレスクッカーセットのうち、一番容器の大きいものに白米を一人分だけ入れ、IHクッキングヒーターのスイッチをON。

コツは加熱レベル「2」のまま放置すること。しばらくすると中で沸騰が始まり、上蓋が一定時間のリズムで浮いてきます(IHの加熱制御のタイミングで蓋が浮き上がる)。

そのまま様子を見ていると、水蒸気が出っぱなしの状態に変わります。その水蒸気の匂いが、おこげの匂いに変わったら炊飯完了です。IHクッキングヒーターのスイッチをOFFにし、クッカーをタオルで包んで10分ほど蒸らしに入ります。

炊飯が完了した時点で、Anker 757のバッテリー残量は94%。IHクッキングヒーターによる炊飯では6%の電力を消費することが分かりました。




94%スタート:ハヤシカレーのインスタントルーをクッカーで温め


蒸らし中のクッカーを傍らに、容器深めのクッカーを使ってルーを温めましょう。


容器を開け、ルーを注いでいきます。

IHクッキングヒーターはフラットパネルなので、お手入れが本当に楽ですね。

キャンプ中は家ではあまりやらない油ものの調理が多くなりがちなので、調理器具の掃除がしやすいというのは本当に助かります。


IHクッキングヒーターの電源をONにし、炊飯時と同じように加熱レベル「2」で調理開始です。加熱レベル「3」のほうがより早く鍋が加熱されて、ルーも温められるのですが、ルーのような粘性のあるものは唐突に沸騰して、周辺にルーが飛び散ることがあるため、じわじわと温められる、加熱レベル「2」で調理します。

スプーンでぐるぐると定期的にかき混ぜ、湯気が立ってきたら温め完了です。

Anker 757のディスプレイを確認してみると、残量92%でした。ルーの温めに、2%の電力を消費したことが分かります。





炊飯+インスタントカレーは8%の電力消費で調理ができる!


ということで、ルーを蒸らし終わった炊きたてご飯の上にあけ、いただきます。

一人分であれば、ステンレスクッカーによる炊飯+カレールーの温めには8%程度の電力消費で調理ができるということが分かりました。

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