電動バイクの72Vと87.6Vの駆動電圧は、坂道で違いが出る?
同じルートをE01と輸入電動バイクで走ってみる
昨日のヤマハの電動スクーターE01に続いて、同じルートを最近購入した輸入電動バイクで走行してみた。
電圧の違いで登坂力が変わる
ヤマハのE01の駆動電圧は87.6V。
それに対し、輸入電動バイクの駆動電圧は72Vで、その差は15.6Vもある。
やはり、輸入電動バイクは途中で若干のパワーロスを感じる。
スロットルを最大までひねっているのにも関わらず、トルクが頭打ちになって速度が上がらない現象が生じるのだ。
昨日のE01で感じた「淀みなく湧き出るパワー」は15.6Vも電圧が高いことによる、出力の余裕からくるものだろう。
とはいえ、日本で現在、一般的に入手できる電動バイクの48Vタイプと比較すれば、72Vの駆動電圧は十分に高電圧で、不足を感じさせない。
今後の電動バイクの主流電圧は80V以上?
電動バイクの性能はバッテリー自体のスペックとモーターの性能の相乗効果で表されるため、駆動電圧だけで性能を語るのは語弊があるのだが、十分な登坂力を得るために、今後の電動バイクの駆動電圧は80V以上が主流になると予想する。
例えば、エントリーモデルは72Vの駆動電圧で、ミドルレンジは80V以上、ハイスペックでは100V以上の駆動電圧で区分けがされるだろう。
実際に、ZERO社のハイスペックな電動バイクは95-116.4Vもの高電圧で駆動されている。
ただし、電圧の違いによるモデルの区分けは、原付一種では車体サイズとコストの兼ね合いから採用されず、原付二種から実施されることになると思う。
この記事を書いた人
Author
Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat.