日原街道を輸入電動バイクで静かに駆け抜ける
早朝の涼しい時間を狙って、電動バイクを日原街道へ走らせてきた。
軽快かつ静かにスロットルを開け続けると、暑さがやわらいできた。
山間部特有の清涼な風をヘルメット越しに感じる。
聞こえるのは、風が吹き抜ける音と、わずかに聞こえるモーターの駆動音のみ。
ぐんぐんとモーターの潤沢なトルクで上り坂をあがっていく。
意外と通り過ぎてしまうが、気をつけて走っていると小さな橋が掛かっているのを見つけることができる。
この橋は「白妙橋」というもので、この橋の左脇には川へ下りられる。
知る人ぞ知る釣り人がこのルートで川釣りに下りていくのだ。
この白妙橋は人道橋(無補剛吊橋)で、眼下には清涼な日原川がある。
1971年(昭和46年)に架橋され、橋長25m、幅員1.0mという小さな橋だ。
白妙橋は、日原渓谷の風景と、奥多摩工業曵鉄線(トロッコ)の橋梁が見える。
そのまま橋を渡ると、クライマーが練習する岩場があり、よく見ればハーケンがところどころ打たれているのが分かる。
晴れていると、木漏れ日が差し込んで神々しい雰囲気となる。
白妙橋の先には幅1m程の手掘りの隧道があり、小さな看板には「水利」と書かれている。
どうやら情報によれば、その先の細い未舗装路を進むと、対岸の大沢集落へ通じているようだ。
電動バイクでも、ガソリンエンジンバイクでも、操る楽しみは変わらず。
駆け抜けたあとの、森林の中で感じる爽快感はオートバイの醍醐味の一つだ。
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