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ガソリンは満タンより毎回定額で給油がお得、ドルコスト平均法を生活に応用!


投資のテクを応用、デメリットなし!がすごい


今回はガソリン代の節約ネタです。ロシアとウクライナの戦争が勃発したことで、ガソリン代が大幅な上昇となっていますが、そんなガソリン代を、ガソリンの入れ方ひとつで節約しちゃいましょうというお話です。

その方法は単純で“毎回入れるガソリンを2000円といったような定額に固定する”という方法です。この2000円の部分は1000円でも、3000円でも構いません。要は定額であればいいということになります。

これは投資の世界でも代表的な運用手法である「ドルコスト平均法」を活用したものです。価格変動があるうえで貯蔵することが難しいガソリンにおいてはガソリン代を節約することができる方法といえます。

ちなみに、ガソリンとしていますが、軽油(ディーゼル)もハイオクについても同じです。

ガソリン代を毎回定額にするのがお得な理由

ガソリンを入れる時は「満タン」「金額指定」「数量指定」の3パターンがあります。

この中でガソリン代を長期的に節約できるのは“金額指定”です。

なぜなのでしょうか?それはガソリンというものは価格が変動する商品であるため、ドルコスト平均法(定額購入法)による購入の方が価格が安い時にたくさんガソリンを入れて、価格が高い時にはガソリンを少ししか入れないという運用になることで、毎回定量(満タンを含む)を入れるよりも平均購入価格を下げることができるのです。

ガソリン代のドルコスト平均法給油による節約効果

どうして?という方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単なサンプルを作ってみました。以下はガソリンを入れるタイミングごとの単価と定額で給油したときの給油量を示したものです。

ちなみに、実際の一定期間におけるガソリン価格の推移を参考にしていますので実測値に近いはずです。

ガソリン単価毎回2000円ずつ給油
130円15.38462リットル
127円15.74803リットル
131円15.26718リットル
137円14.59854リットル
134円14.92537リットル
129円15.50388リットル
125円16リットル
114円17.54386リットル
109円18.34862リットル
117円17.09402リットル
112円17.85714リットル
116円17.24138リットル
125円16リットル
123円16.26016リットル
125円16リットル
130円15.38462リットル
平均単価124円平均単価123.4771円

全16回の給油で毎回同数量だけ給油した場合の平均単価は124円になります。

一方で、毎回2000円ずつを給油した場合、全16回で給油できた総量は259.1574リットルとなります。給油金額は2000円×16回=32,000円なので、32000/259.1574=123.4771円となります。

毎回定量ずつ給油するよりも0.53円/リットルほど節約できた計算になります。16回での節約金額は140円弱といったところです。

この金額を大きいとみるか小さいとみるかは人それぞれかと思いますが、給油回数が多い人にとってはそれなりの節約になるはずです。

単純に給料時に金額指定をするだけなので、手間もほとんどかかりませんのでお手軽なガソリン代の節約方法といえますね。 

投資のドルコスト平均法のようなデメリットはない

投資信託への投資の手法として利用されることも多い定額投資法(ドルコスト平均法)にはデメリットがあります。

それは価格が上昇し続けるのであれば先に投資しておいた方がお得であるという話です。

一方でガソリンというのは基本的には貯蔵できるものではありません。できたとしてもガソリンタンクに入る容量となります。そのため、多少の先高観があったとしてもたかが知れています。

そのため、ガソリン給油については基本的に定額(2000円とか3000円とか)を入れるようにするのが合理的です。 

もちろん、価格が上昇することが明らかなら満タン給油がおすすめ

もっとも、たとえば来月からガソリンが値上がりすることが確実な状況のような場合は、必ずしも定額給油を守る必要はありません。

そういうケースでは満タンに入れておきましょう。

給油量を減らした方がガソリン代を節約できる?

また、さらにガソリンの節約効果は小さいですが、給油するガソリンの量を減らすことで車の重量を軽くすることができ、多少ですが、ガソリンの消費量を節約すること(燃費改善)ができます。

なので、ガソリンの定額給油についても3000円単位よりは2000円単位で細かくやる方が効果的ということになりますね。

給油の仕方を工夫してガソリン代を節約しよう

ガソリン代を節約する方法としては今回紹介した満タン給油ではなく定額で給油する方法以外にも、省エネ運転をするという方法もありますし、クレジットカードやポイントカードなどを使って給油することでポイント還元等で得をするという方法もあります。

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