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【130kmの道のりを急速充電何回で到着?】7セグ欠けした電気自動車・リーフで元旦の湘南を訪ねる

 


往路で4回の充電、総走行距離136km

今年の冬は暖かい気がする…気のせいだと思う。なんせ、服装は電熱ベスト2重着用、充電式カイロ、外出先は都心部&温暖な海沿い。例年のように冬に山間部ばかり訪れて、オートバイばかり乗り回していたら、「今年の冬は寒すぎる」となるだろう。

最近のリーフの乗り方として、帰宅前に充電を行わず(バッテリ残量警告段階か、それより少し前くらいの余力)、出かける当日のドライブ中に急速充電を行うようになった。

なので、今回は藤沢方面に行く前に、相模原市にあるコーナンで30分の急速充電を行ってから出発となった。


ここ最近、リーフ✕カメラという組み合わせの趣味が自分の中で流行っていて、急速充電の回数が以前と比べて大幅増加している。これに伴い、ZESP3の料金プランをプレミアム40でかつ、3年の定期契約へと格上げしたばかりだ。

以前までは、冬となれば寒いのに修行僧のように、もっと寒くて凍結の危険すらある山間部へのツーリングを行っていた。

しかし、今年はどうも電動オートバイに乗る気にならない。我がDIY電動オートバイは急速充電ができず、充電時間が掛かるのと、それよりももっと快適であれこれ積めてしまう車…リーフのほうがカメラ撮影活動に有利だということが、身に沁みて分かってしまったため、この年末年始の冬休み、一度も電動オートバイに跨っていない。

とはいえ、やはり車だと移動の自由が制限されることも痛感している。

車で走っていて、路地裏への興味が尽きない。電動オートバイだったら、ひょいとステアリングを気軽にそちらへ向けさせることができるのだが、車はこうもいかない。やはり機動力という点では勝てっこない。

走行中にふと、いい景色に出会えたとしても、ほとんどの場合、絶対に停車できない。

撮りに行こうと思うならば、どこかのパーキングに入れて、歩いていく必要に迫られる。でも、ほぼ9割は停めて、歩いて、撮りに行くという手数を瞬時に計算した結果、「悔しいけど通り過ぎる」という選択をする。

春先になったら、電動オートバイでのカメラツーリングを再開したいと思う。


さて、片瀬西浜である。

元旦だと言うのに、サーファーが多い。むしろ、元旦だからこそ、なのだろうか。

そして、一眼レフを持っている散歩人もまた多いこと。大体のレンズの矛先が、サーファーである。気持ちは、とても分かる。絵になるのだ。

この記事で提示している写真は、どれもお気に入りだ。

こういった写真が現地で撮影できると、7セグメントのリーフで頑張って走ってきたことなぞ、忘れている。

砂浜には、なんだか色々な人間模様が見られる。

独りで歩く人、一人のひと、肩車、サーファー、女友達、きっとカップル、熟年夫婦…私はどれに属しているように、周囲から見られているのだろうか。


散策していると、いつの間に靴の中へ砂が入る。

その度に、海に来たんだという意識が起こる。

丹沢山地を散策すれば、いつの間にか靴の中へヒルが入るような感じだ。

人々の思惑に関係なく、陽はどんどん沈んでいく。

私にとって、もっとも好きな時間帯だ。

もっとも、胸を締め付けられるような感覚になる時間帯だ。

影が長くなる。よりシルエットが濃くなる。

海を眺める親子がいた。


この親子の間に、会話がない。

父子ともに暮れ行く海原を眺めているだけなのだ。

レンズから目を外して見ると、ずっと後ろの方で母親らしき人が、温かい眼差しでスマートフォンでこの父子を撮影していた。家族であろう。


夕焼け✕サーファーの組み合わせが妙味。なんでも絵になる。


もうすぐ太陽が山の向こうに隠れようとしている。

それでも、多くのサーファーは名残惜しそうに、海原に浮かんでいる。

マジックアワーだ。

オートバイに乗ることは、魂の再生行為だと以前に書いたが、カメラも同じなんだと気づいた。

レンズを通して見る景色は、非日常だ。自分の生まれ持った水晶体を通して見た景色は、脳を介して処理される。人間は、ありのままを見ているようで、実は脳によって補完されている事が多い。

カメラのレンズを通して見慣れた景色を見れば、不思議なことに、脳の補完をバイパスできるようだ。

カメラも、魂を再生してくれるものだと思う。

レンズを通して見た世界は、水晶体+脳で捉えた”現実”なんて、アテにならないことを教えてくれる。だからこそ、考えさせられる。自分の見ている角度は狭いことも教えてくれる。カメラは、「こんな角度から物事を見たことありますか?」と問いかけてくれる。


夕陽が完全に沈めば、ぽつぽつとサーファーが陸に上がってきた。

凧揚げを楽しんでいる子どもたちは、まだ帰ろうとせず、夜に向かう空にまだ凧を風に乗せていた。


帰りは、メルセデス・ベンツ湘南で急速充電30分を行った。

そして、もう一度、コーナン橋本で急速充電30分。

一日の合計で4回、120分の急速充電となった。

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